2008年12月03日

日本と定義が違う米国のリセッション

日本と定義が違う米国のリセッション

12月2日

森  崇


全米経済研究所(NBER)は12月1日、米国が2007年12月にリセッション(景気後退)に入ったと発表。前回、米国がリセッションだったのは2001年3月から11月だった。

米国のリセッション判定は、全米経済研究所(NBER=National Bureau of Economic Research)が行う。同研究所は、1920年創立の非営利、無党派の民間研究組織で、アメリカ人のノーベル経済賞受賞者31人中16人が本研究所関係者である。

リセッションの定義は、重要な経済活動の衰退が経済全体に広がり、これが少なくとも数ヶ月以上続く。通常の場合、実質経済成長率、実質所得、雇用、鉱工業生産、卸・小売売上高に影響が見られる状態とされている。

日本の場合リセッションの定義は、実質国内総生産が2四半期以上連続して対前期比で減少した場合である。

NBER委員会のメンバーで、ハーバード大学教授のジェフリー・フランケル氏は、恐らく深刻で長いリセッションになるだろう。戦後最悪のリセッションになる可能性があるとコメントしている。


=以上=
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2008年12月01日

ブラックフライデー(感謝祭の翌日の金曜日)の小売売上げ動向

ブラックフライデー(感謝祭の翌日の金曜日)の小売売上げ動向

11月30日

森   崇

3日間の感謝祭の週末は、クリスマス商戦の総売上高の10%を占める。景気悪化の深刻度が心配される今年はその重要性が増している。


(小売店の状況)
★ディスカウント店Kマート等の小売店は、感謝祭当日も営業。一方、日付が変わりブラックフライデー当日となった28日の真夜中からセールスを開始する小売店もあった。

★米オンライン小売大手のアマゾン・ドット・コムでは、アップルの「iPod touch(アイポッドタッチ)」がブラックフライデーの午前中にエレクトロニクス部門で最も売れた商品だった。


(消費者のインタビュー結果)
★多くの消費者は、この先数週間でさらに割引率が高くなるだろうとみており、クリスマス直前まで買い控えする可能性もある。


(事故、事件も)
★ニューヨークのロングアイランドではウォルマート店舗の入り口で、殺到する買い物客で34歳の男性が圧死、妊婦1人を含む4人が病院に運ばれた。

★カリフォルニア州パームデザートの玩具販売大手トイザラスの店舗では発砲事件が発生し、2人が死亡。現地警察が現場付近で容疑者数人を逮捕し、一帯を封鎖。


小売調査会社ShopperTrakの計測結果
★28日のブラックフライデーの売上高は前年同日比3%増の106億ドル(約1兆70億円)で、伸び率は昨年の8.3%増を下回った。

★今年のクリスマス商戦は感謝祭からクリスマスまでが27日と、昨年の32日と比べて短い。これが消費者を油断させ、今後利上げが鈍化する可能性もある。

★売上の伸び率を地域別で見ると、南部が3.4% 増、中西部は3.0% 増、西部は2.7% 増、北東部は2.6% 増だった。


Telsey Advisory Groupの調査結果
★初期の反応はポジディブかもしれない。近年にはなく、今年の販促は極めて力が入っている。

★クリスマス商戦の総売上高は横ばいかやや減少すると見ている。


=以上=
posted by mori at 10:20| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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