2007年10月01日

ヤンキー魂

ヤンキー魂

下の写真を見ていただこう。飛行機雲がうっすらとご覧になれるだろうか。
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もう少し接近してみよう。直線の飛行機雲に円形のものが見える。セスナ機が飛来し、旋回を始めたと思ったら何やら文字を描きはじめた。写真では判然としないが、“アリスお誕生日おめでとう。クリスより。以上。”と描いてあった。

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この手の飛行機雲メッセージは既に何回かお目にかかった。しかし、その文字の鮮明かつ正確なのにはいつも舌を巻いている。このようなアートに情熱を燃やすのがヤンキーだ。

だから色々な人間が出てくる。

フォーブス誌恒例の世界長者番付が発表になった。ビル・ゲイツ氏が14年連続トップの座を維持していること以外に、資産家の多くが大学中退者であると言う事実に話題が集中している。大学はまともに卒業しない方が良いのかとの議論がある一方で、食品大手ドール・フード会長デービッド・マードック氏の経歴は破天荒だ。

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(デービッド・マードック氏)

彼は1924年生れでオハイオ州出身。離婚歴3回で現在3人の子供がいる。

セールスマンをしていた父親は、何度も職を失い、貧乏な幼少時代を過ごした。小柄で、運動神経が良くなかった為、近所の子供や同級生からよくいじめられた。そして高校中退。中退の理由は、はっきりしない。マードック氏自身は、失読症だったからと言っている。しかし、実のところは、家計を助ける為だったと言われている。彼が中退する少し前、生家が火事で消失し、母親が大やけどを負ったのだ。

中退後は1943年に徴兵されるまで、養鶏所や製油所等を転々とした。軍隊では時間があると、カーネギーや、フォード等の伝記を読みあさった。


軍隊から戻った彼は、知り合いから1800ドルを借りて小さなレストランを購入し、2年後に倍の値段で売却した。それを元手に当時23歳の彼は、妻と一緒にアリゾナ州フェニックスに向かい、不動産投資をするが、失敗して殆どの財産を失う。財産を分散しなかったことが間違いだったと、失敗を素直に認めた彼は、今度はカリフォルニアに移り、再度不動産投資を敢行。


1985年、当時倒産寸前で、食品部門ドールを傘下に持つハワイ企業キャッスル・アンド・クーク社を買収した。ここから彼の成功物語が始まる。

彼の伝記出版話が持ち上がった時、 「幼少時代は良い思い出がないので、43歳からの伝記にしてくれないか」と頼んだと言う。

フォーブス誌“アメリカの長者番付”では64位、“世界の長者番付206位”(2007年3月8日現在)にのし上がった。
posted by mori at 09:09| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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